【豊﨑博光さんについて】

◎世界の核の現場を誰よりも良く知るフォトジャーナリスト

世界の核の現場を誰よりも知る、この分野の第一人者の一人、フォトジャーナリストの豊﨑博光さんは、どうして世界中のヒバクシャの写真を撮るようになったのか?
今回講演してもらう豊﨑博光さんにお会いして、今までの半生をいろいろお聞きしました。

写真雑誌「ライフ」のある特集がきっかけになって写真の道に目覚めた話から、アメリカ先住民の土地のウラン鉱山や核実験が行われたマーシャル諸島に導かれるようにして訪れた話など、とても興味深い話でした。
豊﨑さんは今、これまで取材した内容をテーマごとにまとめる作業に取り組んでいます。
その一つとして、アメリカでの核実験の被曝者への補償が、日本の被爆者への補償に比べて、はるかに合理的で民主主義的な、与野党議員主導によるプロセスを経て行われてきた話も聞きました。
日本の非合理的な政治や行政の対応にやるせなさを感じる一方、アメリカの民主主義の光の部分をうらやましくも感じました。
今回のイベントでは、こうした核とヒバクシャ取材の半生記を中心に話してもらおうと思います。

豊﨑博光さんプロフィール 1948年 神奈川県生まれ。フォトジャーナリスト。78年、アメリカの核実験の被害を受けたマーシャル諸島の人々の取材を始めたことをきっかけに、アメリカ、太平洋の島々、オーストラリア、カナダ、旧ソ連、ドイツなどのウラン鉱石の採掘と精錬、原発の運転と原発事故、核実験、核廃棄物処理などによるヒバクシャを取材。95年、第一回平和・協同ジャーナリスト基金賞を「アトミック・エイジ」で受賞。2005年、「マーシャル諸島 核の世紀」で日本ジャーナリスト会議賞を受賞。

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